38歳の誕生日プレゼント

今日帰宅するとプレゼントが置いてあった。

1日早いryoからの誕生日プレゼントだった。

ryoはいつもこういった感じで見た目にこだわってプレゼントをセッティングしてくれます。箱の周りに置かれているものは元々部屋に飾ってあったインテリアです。

僕がryoと出会ってから4回目の誕生日。最初に高知で出会ってからすぐ僕の誕生日がきて、ryoがガストでご馳走してくれたんだっけ。

それからケーキを買ってくれて、色違いの2つのカップをプレゼントしてくれて・・・。その時に撮った写真は部屋に飾られています。

それ以来お互い誕生日にはプレゼントを渡しています。

今回ryoは、無印のあったかソックスとチョコポテチ、そして滋賀琵琶湖ツアーの招待券をくれた。

いっしょについていた手紙に「モノ」より「経験」がいいんじゃないかということが書かれていて、僕にぴったりのプレゼントだった。

僕はミニマリストで物欲がほとんどなく、プレゼントはとても決めにくかったと思う。

ryoが僕にプレゼントしてくれるモノも、今使っているモノがまだ使えるからという理由で中々使わないこともあるから尚更。

そんな僕のことを考えてくれて、この琵琶湖ツアーの招待券を作ってくれて嬉しかった。

ありがとう。

琵琶湖に行くのは何年ぶりだろう。

父に子供のころ海水浴に連れて行ってもらった以来かな。その頃車がなかったからJRの近江舞子っていう駅で降りて、琵琶湖で泳いだと記憶している。

大人になってから琵琶湖に行くのは初めてだからとても楽しみ。

僕にとって良い「経験」になるように精一杯満喫したいと思う。

そして「柴犬まるの笑顔で行こう」という小さなメッセージ入りの写真本に、ryoの手書きのメッセージが加えられていた。

読んでいると自然と涙が出てきてしまった。

人付き合いが苦手で無口な僕に、「一緒にいて楽しい」とか「癒される」とか普段言われることはないから。

僕が気を使わずに素のままでいられるのはryoの前だけ。両親の前でも友達の前でも僕は本当の自分を出せていない。

僕はryoと出会っていなければ、本当の自分を誰にも出せないまま生きていたんだろうね。

素のままの自分を出せる相手に出会えたことは本当に奇跡で、この出会いだけでも高知に転勤になって良かったと思う。

誕生日の晩ご飯は豪華だった。すべてryoの手作り。

パスタ、ハンバーグ、オムライス、ポテト、唐揚げ、サラダ、コーンスープ。

全部美味しかったけど、特にオムライスが絶品だった!ハンバーグのデミグラスソースを絡めて食べるとさらに美味しくなった。

仕事から帰ってこれだけのものを作ることは僕には出来ないしいつも感謝しかないです。

「阪急電車」っていう映画を見ながら食べていたけど、この映画も日常の心温まるエピソードを盛り込んだ話になっていて面白かった。

最近は何ていうかこういう日常を題材にして、力を抜いて見られる映画が面白いと感じるようになった。

映画が終わるとケーキを食べた。

ケーキを食べると誕生日って感じがする。写真には撮ってないけどショートケーキも食べた。

38歳。もうおじさんなんだな。

この前30歳になったと思ったらもう40歳。本当に恐ろしいくらいに時の経つのが早い。

体重は56kg辺りをキープできているけど、最近お腹が出るようになってきた。歩いてはいるけど、最近ランニングとか筋トレとかしてないからなあ。

強制的に運動する環境がないと運動しないからまたジムに通いたい。

もっと仕事に慣れて普段の生活に余裕ができたら考えてみようかな。

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。