ベーチェット病の発症①〜病気の始まり〜

こんにちは!kouです。

プロフィールにもある通り、僕は全国転勤のある会社へ就職し平成29年10月に岡山へ転勤となりました。ベーチェット病を発症したのは岡山へ住んでいた頃になります。

平成30年5月末の日曜日の夕方でした。昼寝をしていて目が覚めると右眼に違和感がありました。

あれっ・・・。右眼がぼやけてほとんど見えない。おまけにズキッとする痛みもある。洗面台へ行き恐る恐る鏡を見てみると、右眼が真っ赤に充血している!

明日から仕事なのにどうしようと思いながらすぐに目薬を買いに薬局へ行き、とりあえず目薬をさして安静にしていれば明日にはある程度回復するだろうと考えていました。

その日はテレビやスマホも控え早目に休んだのですが、眼の奥のズキッとする痛みが治まらず、これは病院へ行かないとやばいなと思い、眼科を検索。幸い職場近くの眼科が19時まで営業していたので、翌日仕事が終わったら速攻で病院へ行くことを決意。

翌日朝起きて鏡を見る・・・。目薬の効果はなく眼の充血は治っていなかった。

kou

とりあえず仕事には行くことにして終わったら病院へ行こう。多分結膜炎だろうな。前にもかかったことあったし。コンタクトの影響かな。

17時15分に仕事が終わり、この日は速攻で職場を出た。

18時半の最終受付には余裕で間に合い、初診の問診票のようなものを書いて待合室で待っていた。 

名前が呼ばれ、眼圧検査・視力検査をした気がする。視力検査は、目の前に検査カードを見せられてもぼやけて見えない状態。その後診察になった。

先生に眼を診察され、

先生

これはひどいね・・・。うちでは対応できない。紹介状を書くからその病院へ出来るだけ早く受診して。

「えっ・・・。対応できない・・・。紹介状・・・。結膜炎じゃないの?」びっくりして緊張がはしった。

先生

病名はぶどう膜炎。眼の中に炎症が起きていて、眼の中全体に広がっている。ただこの病気が単体で起きることは珍しく、大元の病気が原因となってこの病気が発症している可能性が高い。

先生

口内炎は出来やすい?どれくらい頻度でできる?

kou

まあ昔から出来やすいですね。今はないですけど1ケ月前にはあったと思います。

先生

ベーチェット病の可能性が高いね。うちと提携している病院があるからできるだけ早く受診してください。紹介状を書くから。

「ベーチェット病?なにそれ・・・・。紹介状って・・そんなに重い病気なの?」

今までほとんど病院へ行ったことがなかった僕にとってはショックな出来事だった。病院を出てからは落ち着かず、しばらく周辺をウロウロしていた。

「とりあえず明日は仕事に行って、上司にも病気のことを話し、昼休みにでも予約の電話を入れよう。」と決め帰路に着いた。

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。