ベーチェット病の発症⑦〜両親に来てもらい倉敷の病院を受診する〜

平成30年7月23日、この日は13時から紹介された倉敷の病院を受診する。

12時頃、岡山駅で両親と待ち合わせ。京都から新幹線で来てくれた。

母親とは電話でよく話しているけれど父親とは久しぶりに会った気がする。

昔から父親とはあまり話をしない。将来についての相談や今回の病気のことも母から伝えてもらったので直接は話していない。

父親は何だろう?嫌な思い出もないが、良い思い出もない。そんな感じ・・・。

岡山駅から在来線で倉敷へ。夏の真っ盛りでとても良い天気だった。

病院へ着くと、初診の窓口へ行き診察券を作ってもらう。

ここも大病院になるので紹介状がなく受診すると5000円ぐらいが徴収されるが、先生が紹介受診の形で受付に話してくれているのでこの費用はかからなかった。

初診の手続きが済むと採血へ行くように言われる。

例によってかなりの検査項目があるらしく結構な本数の血を採取された。

今回の検査は採血だけでその後は診察となる。

両親と診察室の前でやや緊張した心地で待っていた。

自分の受付番号が呼ばれ診察室に入る。中には先生と研修生らしき人が二人。今日の先生は岡山で診てもらった先生の上司にあたる先生である。

先生

ご両親も来られたんですね。

kou

はい。前の先生がそう言われたので・・・。

あれっ?別に呼ぶ必要はなかったのかな。ということはそこまで深刻な状態にはなっていないってことか・・・。

診断名はやはりベーチェット病。

現在の状態で深刻なのはやはり眼。

眼科でしている治療は発作が起こった時にそれを抑える治療(点眼や眼の注射)なので、ここでは発作そのものを抑える治療が必要になる。

方法としては注射や点滴、強めの投薬治療。

眼について炎症発作を繰り返すようであれば眼の負担になるので、強めの治療を選択する方がいいが、まだ1回しか発作は起きていない。

眼の状態の良くなってきているので、今回は強めの治療は遠慮した。

ただ、何かした方が良いらしく今回は一番軽い投薬治療をすることになった。

「コルヒチン」という薬が処方され、通常は痛風治療に使う薬だが口内炎を抑える効果もあるらしくベーチェット病の治療にも使われる薬だとのこと。

薬は1日1錠。口内炎がひどい時は2錠。

もし、強めの治療になると医療費負担が高額になるので、特定疾患の申請をするように言われた。そして、申請の際に必要になる医師の診断書も出してもらった。

特定疾患の申請については下記にまとめています。

次回は約2ケ月後。薬の効果と身体への影響を見るため。

この日の医療費は10310円。あと文書料として3240円を払った。

深刻な状態ではなく、ホッとした感想。両親も同じだった。

岡山駅へ戻り、駅前のホテルでコーヒーを飲んで一服した後両親は京都へ帰って行った。両親を呼ぶほどではなかったけど、両親も病気について先生から直接聞くことができたし良かったと言っていた。

特に日常生活で気をつけることはなし(強いていうなら辛いものを控える)。

定期的に通う病院が増えてしまったが、今のところ受診する頻度はそこまで多くならなそうだから良かったかな。

とりあえず、帰ったら特定疾患についての資料を読んで申請する準備をしよう。

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。