ベーチェット病の発症⑥〜眼の混濁と黄斑のむくみ〜

平成30年6月30日(土)、仕事は休み。この日は朝の9時半に眼科の予約が入っていた。

先日、倉敷の病院へ両親ときてくれと言われたが、まだ都合がつかずに予約をとっていない。7月の初めに研修で3日間大阪へ行く予定もあるのでむずかしい・・・。

この日もいつもの検査と診察。そして注射も打つことになった。

注射を打つ前に同意書を書いたのだが、その中の現在の病名・症状はこう書いてあった。

「右眼ぶどう膜炎による黄斑浮腫と硝子体混濁」

治療は、

「ケナコルトテノン嚢下注射」

必要性は、

「黄斑浮腫と硝子体混濁軽減目的」

合併症は、

「結膜下出血、一時的な眼圧上昇」

眼の中の黄斑という部分が視力の中枢を担っているところらしく、ここが炎症を起こし続けていると失明につながる恐れもあるのですぐに炎症(むくみ)を抑えないといけないらしい。

炎症が治まってきたとは言え、右眼はあまりクリアには見えていない。混濁もそうだが、右眼だけで見ると文字が少し小さく見える。

同意書を書き注射をして終了。少しずつ良くなっているという実感はある。この日の会計は2000円。

7月の初めに仕事で研修に参加することになり、その空き時間に倉敷の病院へ予約を入れた。中々電話がかかってこないこっちから電話しようと思っていたとのこと。

7月23日(月)に両親と倉敷の病院へ行くことになった。また仕事を休まないといけない・・・。

〜注射後の経過と診察〜

平成30年7月19日、この日は16時半から眼科の予約を入れているので2時間早退させてもらい病院へ向かう。眼の状態は完全ではないが、混濁はとれてきて見えやすくはなっている。

この日は検査と診察だけで注射はしなくてよかった。前回の注射が効いていて黄斑のむくみがなくなってきているとのこと。

先生に倉敷の病院への予約がとれたことを伝えると、「症状を起こさないようにする治療になると思います。眼について今後発作が頻発するようなら強い投薬や点滴の治療が必要になりますね。」というようなことを言われた。

ベーチェット病は、

①口腔内粘膜のアフタ性潰瘍(口内炎)

②外陰部の潰瘍

③皮膚症状(結節性紅斑など)

④眼症状(ぶどう膜炎)

の4大主症状を特徴とする炎症性疾患。

僕の場合は①と④の症状が出ている。

眼の状態は良くなっていて日常生活に支障はないので、できれば本格的な治療は避けたいところ。

次の眼科はおよそ1ケ月後。受診間隔が空いてきている。まだ安心はできないけどこのまま症状が落ち着いてくれることを願う。

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。