人前で話すことが苦手な僕が仕事で説明会の講師をしてきた。

令和元年11月26日、今日は仕事で説明会の講師をしてきました。

同じ職場で10年以上も働いていると事務説明会の講師を頼まれることがあります。頼まれるというよりは順番に割り当てられています。

僕はもともと人前で話すことが苦手で、極度に緊張します。緊張するだけならまだしも、少し前までは出番が近づくと吐き気をもよおしてしまい大変でした。

そんな僕ですが、事前に準備したことや話す時のポイントをまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

実際に講師を頼まれたのは1ケ月程前。

原稿や資料は係りの人が作ってくれているので、会場へ行き原稿を読めばいいという状態にはなっています。

「読めばいいだけで楽じゃん!」と思うかもしれないですが、資料と付き合わせて内容を理解しておかないと、実際読むときになって不自然な喋り方、感情がなく読んでいるだけっていう感じがモロに出てしまうので気をつけないといけないです。

事前準備としてはまず会場の下見。

駅近の分かりやすい場所にあり、多分下見なしでも大丈夫とは思いましたが、念のため仕事が休みの日曜日に場所確認へ行ってきました。

職場から歩いて20分ぐらい。僕は方向音痴なところがあるので、やはり少し迷い最短ルートでは辿り着けなかったです。

下見をしておいて良かったと思います。初めて行く場所の場合は多少面倒でも下見をしておくことをおすすめします。一人で行く場合は特にですね。

当日は説明だけに集中できるようにしておきましょう。

あとは原稿を読み込むこと。

まずは、当日の資料と照らし合わせて内容を理解しながら読んでいき、不自然な言葉遣いは自分の言葉に添削していきます。

また、本番で原稿のどこを読んでいるかわからなくならないように、話が切り替わるポイントに印をつけておくようにしました。

添削が終われば、時間を計りながら原稿を声に出して読んでみました。少し早口で話して30分くらい。40分の持ち時間だったので、もう少しゆっくり話してちょうどくらいな感じでした。

時間を計っておかないと、当日焦ってくるので必ず時間を計りながら声に出して読むようにしましょう。

僕はここまでして本番は大丈夫だろうと思っていましたが、当日緊張もあり話し方が不自然になったり、焦ってしまったところがあったので、もっと何度も声に出して読むべきでした。

本当は自分の言葉で原稿を作成するのがベストですが、今回はいくつかの会場で同様のことを話す共通の原稿があったので、それをいかに理解しながら自分流に添削するかがポイントですね。

電話で話す時のように自分の言葉で自然に説明できればいいんですが、やはり原稿があると不自然な話し方になってしまいますね。

かと言って原稿なしで喋るのは僕に取っては自殺行為。原稿なしでスラスラ話せる人は本当にすごいと思います。

年に1、2回こういう機会が巡ってくるんですが、今日は幸い吐き気まではこなくて助かりました。

今日は15人ぐらいの人を前に話しましたが、お客さんの表情がはっきり見えてしまい反応が気になりました。

200人以上入るホールみたいなところで話したことがあるんですが、その時はお客さんの表情が見えないので逆に落ち着くことができました。

2、3人僕の顔をジッと見て聞いてくれていたんですけど、頷いたりの相槌がなかったので、理解してくれているのかがわからなかったですね。

僕もできるだけ下を見ないで前を見るように心がけていたんですが、相手の頷きとかがあると少し自信がついて落ち着きますね。

僕も聞く側になった時は、話す側が話しやすいようにリアクションしようと思いました。

話す時はできるだけゆっくりと。視線を原稿にばかり落とさずに、客席全体をみながら話すと相手も聞き取りやすいと思います。

あと予定変更で持ち時間が30分になったりすることもあるので、最悪省略しても大丈夫なところも原稿にチェックしておいて、時間がなさそうなら飛ばしたりという対策もしておいた方がいいですね。

今回僕は時間がギリギリになり、一部を省略しました。この辺りは原稿があるからと過信していると対応が難しくなるので事前準備が大切ですね。

要領よく話せる人もいれば、僕のようにスラスラ言葉が出てこない人もいます。ただ一生懸命準備して臨めば、その態度や熱意が相手に伝わり、相手もしっかり聞いてくれると思います。

人前で話すことが苦手な人も自分を信じて頑張りましょう!

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。