ベーチェット病の発症③〜紹介状を持って提携病院を受診〜

平成30年5月30日、朝起きるとやはり右眼の感覚がおかしく、ぼやけており充血も治まっていない。

今日は提携病院へ紹介状を持って行く日。10時から予約を入れていたのでいつもよりゆっくり身支度をしていた。病院までは歩いて30分くらい。自転車で行っても良かったが、念のため歩いて行くことにした。

病院に着くと初診の窓口へ紹介状を持っていき、診察券を作ってもらった。その後、3階にある眼科の窓口へ。混んでるかと思ったが、広々とした病院で町の診療所のような患者でごった返している圧迫感はなかった。

眼科で受付を済ませた後は、視力検査・眼底検査等、前の病院と同じく検査が始まる。視力は前回と全く変わらず右眼は矯正しても0.1もない視力だった。

その後、瞳孔を開く点眼をして眼の奥や中を詳しく観察する検査を受ける。その後、一旦診察になったと思う。

担当医は女性の先生だった。診断は前の病院の先生が言われた通り、「右眼ぶどう膜炎」の診断。炎症が激しく重症だとのこと。「ベーチェット病の疑い」についても紹介状の通りだそうで、「一度血液検査を受けてください」と言われ、血液検査を受けることになった。これだけいろんな検査を受けることが初めてだったので、手持ちのお金で足りるだろうかと気になり始める。

血液検査の場所へ向かい順番待ち。意外にもすぐに呼ばれ健康診断の時と同じように注射をされる。健康診断のときと違うのは血液検査の種類の多いこと!何本取るんだよって言いたくなるくらいの血を採取された。

採取が終わると注射された場所を抑えながら眼科の診察室の前で待つ。この時点で13時を過ぎていたと思う。1日有給にしといて良かった。

血液検査の結果が出て、診察室に呼ばれる。

先生はやはり「血液検査の結果からベーチェット病の可能性が高い。」とのこと。

ベーチェット病かどうかを判断する一つの血液検査の項目が陽性だったことが理由。あとは口内炎が出来やすいことと今回の右眼ぶどう膜炎。

ただ内科の先生に確定的な診断をしてもらった方がいいとのことで、内科の先生に診断日の調整をしておくと言われた。

眼科については、今日は点眼薬3種類(リンデロン、ミドリン、クラビット)と内服薬を処方してもらい、次回は3日後の6月2日に来るように言われる。会社が休みの土曜日にしてもらった。

ようやく全ての検査が終わり会計へ。もう14時を過ぎていた。さすがにくたびれた。

緊張しながら会計へ行く。負担額合計は3割負担で11,540円。保険証がなければ38,480円かかっていた。普段使っていない健康保険証のありがたみを感じた。内科にもかからないといけないみたいだし、しばらく保険証の世話になりそうだ。

両親にはもう少し落ち着いてから話そう。

kou




ABOUT US
ryokou
僕たちは男性二人暮しの同性カップルです。 kouは京都府出身の37歳。人付き合いが苦手で内向的な性格。 平成16年3月京都産業大学を卒業。平成17年1月に就職(勤務地は京都で全国転勤ありの会社)。平成26年7月に高知へ転勤、平成29年10月に岡山へ転勤、令和元年10月に大阪へ転勤となり現在に至る。 平成30年5月に難病指定されているベーチェット病を発症。特定疾患受給者証の交付も受け、現在も治療中。 ryoは高知県出身の32歳。2017年にkouと出会い人生が変わる。ミニマリストな思考のkouに影響を受け、シンプルライフを志す。 二人に共通すること 半年ぐらい前からミニマリスト、シンプリストの動画を見るようになる。退職しストレスフリーな生活に憧れを抱くようになり、あまり多くの物を持たずシンプルな生き方を模索しています。